« プログラムノート1 | トップページ | Univesalove 新曲出来た! »

2013年10月 6日 (日)

プログラムノート2

ショパン(18101849)

ワルツ第6番変ニ長調作品64-1「小犬」

繊細で病弱なイメージのあるショパンであるが、人を笑わせることが好きで、又激しく情熱的な一面も持ち合わせ、祖国ポーランドを愛し、マズルカやポロネーズなど、それらを音楽に反映させた。この曲は、「恋人のジョルジュ・サンドが飼っていた子犬が自分のしっぽを追いかけてくるくる回る様子を曲にした」または「出来上がった曲を聴いたサンドがそう言った」など呼び名の由来は諸説あるが、規則的で軽やかな左手にのせて、美しいスケールがころころ転がるように現われる様はまさにそんな情景を思い起こさせる。

 ワルツ第14番ホ短調 遺作

ドラマティックな序奏の後始まる主部は躍動感ある中にも切なさも感じられるフレーズで、中間部は甘美かつ優美で束の間の心地よい夢、といった趣。それが終わると主部が短く再現された後、華やかなコーダに入り華麗に終わる。

 

リスト(18111886)

三つの夜想曲 愛の夢より第3番「おお、愛しうる限り愛せ」

もともとは歌曲として作ったものをリスト自身がピアノ独奏用に編曲した。

「おお、愛しうる限り愛せ 能う限りの愛を持って 彼(彼女)の心を捕らえて
     彼(彼女)に喜びを与え 彼(彼女)に悲しみを与えるなかれ!」

   リストはその時代のスーパースターで、彼の演奏会には貴婦人が殺到し、気絶する人が続出するほどだったという。

ラフマニノフ(187319435つの幻想的小品集より「前奏曲 鐘」

18歳の時の作品でモスクワのクレムリンの鐘に発想を得たと言われる。重厚で荘厳な音の殿堂。幼いころから鐘の音を聞いていたラフマニノフにとって「鐘」は特別なものだったのかもしれない。フィギュアスケートの浅田真央選手が、前回のオリンピックフリー演技の際、オーケストラアレンジで使用したことでも話題になった。

前奏曲集より 作品32-12

雪におおわれたロシアの大地をソリが鈴を鳴らしながら走る様子を表していると言われる。

凍てつく大地、吹き荒ぶ吹雪、幻想か現実、どちらの情景なのだろう。

 

ドビュッシー(18621918)

前奏曲集第1巻 第8曲「亜麻色の髪の乙女」

1910年、ル・コンド・リルという詩人の詩に触発されて作ったと言われる。夏空の下の花畑で出会った亜麻色の髪、さくらんぼの唇をした美少女への淡い恋心、片思いの切なさを、緻密な旋律、和声の変化で表し、今も尚聴く人の心をとらえている。

映像第1集より「水の反映」

フランス語の原題は「水のなかに反映されたもの」。水面にゆらめく光と影、滴り落ちるしずく、波紋、風によっておこるさざ波など、絶えず変化していく映像が詩的、絵画的に表されている。自分自身も音の波の中にたゆたっていくようだ。

 

グラナドス(18671916)

演奏会用アレグロ

アルベニスなどと並びスペインを代表する作曲家。第一次世界大戦の犠牲になり、1916年英仏海峡にて行方不明となった。この曲は1903年の作曲コンクールで、審査員の全員一致で一位に輝いた曲である。情熱的で華やかなこの曲は一つの物語のようだ。冒険、ロマンス、華麗なる決闘、そして大団円。私の中のイメージは「マスクオブゾロ」ですが皆様はどんな物語を思い浮かべますか?

 

原田緑

蒼流星(あおながるるほし)

 友人の「かやちん」と結成したユニットUniversaloveとして作った。チャクラカラーをテーマにした楽曲を作りたいと話したことがきっかけで出来た青、藍色をイメージした曲。

 苦しく、混沌とした中でも希望を持ち続け、光を追い求めたい。

 

« プログラムノート1 | トップページ | Univesalove 新曲出来た! »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1578516/53506859

この記事へのトラックバック一覧です: プログラムノート2:

« プログラムノート1 | トップページ | Univesalove 新曲出来た! »