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2011年10月 3日 (月)

ベートーヴェンピアノソナタ第8番Op.13「悲愴」第一楽章

先日の小さな音楽会で弾いた曲です。

ちゃんと弾いたのは本当にしばらくぶり、十ん年ぶりか!?というほどで。。(^_^;)

第2楽章は、「のだめカンタービレ」の中で、のだめちゃんと千秋先輩が出逢うきっかけとなった曲であり、3大ピアノソナタと言われるものの一つなので、

ご存知の方も多いかもしれません。

この曲は、ベートーヴェンが28~29歳(1798~1799年)頃の作品、

自分自身で標題を付けた数少ない曲のうちの一つでもあります。

(月光や熱情は彼の付けたものではない)

そして、難聴が始まったころと重なると言われ、

「ハイリゲンシュタットの遺書」と呼ばれる手紙を二人の弟に宛てて送った時期とも

重なります。

その中の一節によると・・

「人恋しさに耐えられず、その誘惑に負けたこともあった。

だが、そばに佇む人には遠くの笛の音が聞こえるのに、私には何も聞こえない。

人には羊飼いの歌が聞こえるのに、私にはやはり何も聞こえないとは、

なんという屈辱だろう。

こんな出来事に絶望し、もう一歩で自らの命を絶つところだった。

しかし芸術、これのみが私をおもいとどまらせたのだ。

ああ、課された使命、そのすべてを果たしてからでなければ私は死ねそうもない。

だからこそ、この悲惨な人生を耐え忍んで生きてきたのだ」

一時は死までも考えるような状況だったのに、それを克服できたのは

自分の使命だと言い切ることが出来るほど、大きな存在の音楽があったから。

そして実際、ベートーヴェンはその使命を果たして、この世を去ったのだと思います。

そういうことを知って、曲を聴いたり弾いたりすると、ベートーヴェンの音楽の奥深さに

ちょっとだけ近づけるような気がします。

この第一楽章は、まだこの手紙のような結論に達する前の心情かもしれません。

冒頭の重々しいグラーヴェは、まさに絶望を感じさせ、

アレグロからは、生と死の葛藤であり、激しく対峙し合っている様子ともとれます。

http://www.youtube.com/watch?v=gzSAPEykmk4&feature=related

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